街いのししのブログ

趣味のゲームやその他雑感について書いていきます

コロナは風邪とは違う

こんにちわ。街いのししです。前回新型コロナウイルスについて書きましたが、その後も感染拡大しニュースでも医療逼迫が取り上げられる事も増えてきました。新型コロナウイルスは間違いなく恐い感染症です。風邪やインフルエンザと同列に並べて考えてはいけないと思います。

 

後遺症も未知の部分があり、現在指摘されているのは味覚障害、脱毛、血栓、臓器不全へのつながりがあるとされています。味覚障害や脱毛については目に見える自覚症状なので罹患した人の後遺症でよく聞かれる症状です。また、新型コロナウイルスで病院に入院した方はわかるかもしれませんが、病院では必ず血栓や臓器の機能などを検査したり治療していると思います。無症状や軽い症状で感染し自宅待機ですんだ人でもこのリスクは同様にあるはずです。体の中ことなので表面上はわからず自覚できないだけです。血栓や臓器へのダメージがどの程度かはわかりませんが、今後心臓、血管系の病気などへ発展する可能性を考えれば軽視して良いとは思えません。

 

それに加え、新型コロナウイルスの恐いところは感染力が高い事です。症状だけでみれば風邪やインフルエンザと同列に見える部分もありますが、感染力の高さを考慮した対策しないとあっという間に感染者数が増え、感染者が増えれば中等症、重症の患者が増え通常の医療が提供できない医療逼迫につながっていきます。また、コロナウィルスのニュースで聞く医療用語の軽症、中等症、重症は一般的なイメージとは違う段階分けです。「重症にならなければ良い」と言っている人をみかけますが、医療的な重症は人工呼吸器などを使用した集中治療室管理が必要な状態です。生死の境をさまよう程でやっと重症と言う表現に医療用語ではなります。風邪をこじらせて入院する位は軽症から中等症1程度かと思われます。新型コロナウイルスの感染者が多すぎていまはこの風邪なら入院するレベルの人がコロナ感染者では自宅待機になります。

 

現状の新型コロナウイルスに対する制度が適切だとは思いませんが後遺症と感染力を考えれば間違いなく恐い感染症です。まずは自身が濃厚接触者にならない行動を心がけ欲しいと思います。新型コロナウイルスは簡単に脅威を乗り越えられるものではありません。災害からの復興と同じく以前と同じ生活に戻るためにはかなりの時間が必要なはずです。コロナは風邪と同じなどと言う誤った認識を発信するマスコミやSNSなどの一部を抜き取った報道や言葉に騙されず、冷静に状況を見極めて行動できる人が一人でも多くなっていく事を願います。